牛肩ロースのサイコロステーキ と 実山椒湯豆腐

191126.JPG

「ウシ」が食べたい。
先週は久しぶりの牛肉料理として、 「すき焼き」を作った
「すき焼き」はそれはそれでおいしい。
おいしいけれど、もっと厚みのある、「肉喰ってるっ」って感じられる「ウシ」が食べたい。

アメリカ産牛肩ロースで、しかも「サイコロ」ではあったけど、味付きのステーキが「広告品 & 30%引き」で売っていたので、 今夜も「ウシ」で。

お気に入りのスキレットに太白胡麻油を敷いて、お肉を焼く。
あらかた火が通ったところでスライスしたニンニクを投入し、焦げない程度にニンニクにも火を入れる。
お肉だけでは健康によくない気がして後ろめたいし、見た目も悪いので、「無いよりはマシ」程度の、いわゆる「ザンゲ」の貝割れ大根を添える。
肩ロースだし、安い肉だから、「ワギュウ」のように口の中でとろけるように無くなるなんて事はもちろんない。
噛み応えがある。
けど、この噛み応えが「肉喰ってるっ」という気分を盛り上げてくれる。
なによりもスキレットなのでなかなか冷めないし、冷めないからある程度のやわらかさが保たれる。

サイコロステーキには思い出がある。
小学校5年か6年生の時だ。
それまで新幹線に乗ったことがなく、新幹線に乗ってみたかった。
そこで、家族旅行で熱海に行った際、父親と私のふたりは別行動で熱海と東京を新幹線で往復した。
これがはじめての新幹線体験になったわけだけど、東京で昼食に食べたのが「サイコロステーキ」だった。
その時の父の言葉が、

「ステーキはサイコロが一番おいしい」

なぜかという理由は、聞いたような気もするし、そこまでは聞かなかったような気もする。
よく覚えていないけど、結構いい大人になるまで、この言葉は刷り込まれていた。
「いいお肉の切れ端を使っているから、安いお肉(一枚肉)のステーキよりもおいしい」みたいなことを言ってたっけ?
それとも、おそらく普通のステーキよりも廉価であっただろうサイコロステーキを積極的に選んで食べるという動機付けだったのかな?
ともかく、しばらくのあいだ「サイコロステーキは馬鹿にできない、侮ってはいけない」って思い込んでいたのでした。

もう一品は「湯豆腐」。
小さめの木綿豆腐が冷蔵庫に残っていたので、実山椒を入れたお湯で温めて、ポン酢と三升漬、そしておろし生姜で食べた。
シンプルで、普通に美味い。
カラダもぬぐだまる(温まる)。
やっぱり冬は鍋物だよね。


この記事へのコメント